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眼底検査法における検眼鏡

2008.01.27 (Sun)
検眼鏡とは、眼底を検査する器具であり、網膜像の形態により正立像として観察できる直像検眼鏡と、倒立像として観察する倒像検眼鏡の2種がある。

直像検眼鏡は細部の観察に適し、眼底が高倍率で正立像で見えるが視野は狭い。

倒像検眼鏡は視野は広いが拡大は小さい。周辺部の観察も容易であるが、眼底、レンズ、倒像鏡が常に直線上にないと鮮明な像が得られず、技術の習熟を要する。また、双眼倒像検眼鏡は立体像が得られるので、網膜硝子体手術などに使用されることが多い。
  直像鏡 倒像鏡
拡大率 高い 低い
天地そのまま 180度回転した像
使用環境 明るい場所でも可 暗室のみ
視野 ・眼底の約50%、後極部のみ(観察可能な範囲は、倒像鏡眼鏡の1/4程度)
・毛細血管は観察できない
・周辺部眼底が見にくい
・瞳孔は小さくて良い
・眼底周辺部まで観察可能
・双眼倒鏡像で眼底を立体的に観察することが可能
・瞳孔を大きくしないと観察範囲が制限される

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視野異常をきたす疾患

2008.01.21 (Mon)
視野異常とは、視野測定結果に現れる種々の原因による視野変化の総称のことである。

視路障害は部位に応じて異なる。
視神経の異常では中心暗点、視交叉では両耳側半盲、視索以降では同名半盲となる。網脈絡膜疾患は障害範囲に一致し、緑内障では網膜神経線維走行に一致する。視覚領の血流障害による閃輝暗点、この他に視認認知を司る神経機能不全による心因性視野障害、ヒステリー性視野がある。

  種類 疾患
視野狭窄 求心性視野狭窄 網膜色素変性、緑内障、視神経萎縮、ヒステリー
不規則性狭窄 網膜剥離、緑内障中期、網膜静脈分枝閉塞症、網膜動脈分枝閉塞症、乳頭周囲網脈絡膜症、網膜分離症、多発性硬化症
半盲 同名半盲 梗塞、出血、腫瘍
異名半盲 両耳側半盲→下垂体腺腫、頭蓋咽頭腫、鞍結節髄膜腫、異所性松果体腫、視交叉神経膠腫
両鼻側半盲→empty sella症候群、脳動脈瘤
水平半盲 視神経外傷、虚血性視神経症
暗点 中心暗点 老人性円板状黄斑変性、中心漿液性網脈絡膜症
Bjerrum暗点 緑内障
閃輝性暗点 片頭痛

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