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眼脂がみられる疾患
2007.06.27 (Wed)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
眼脂がみられるのはどれか。
a 麻疹
b 水痘
c 甲状腺機能亢進症
d 高脂血症
e 慢性副鼻腔炎
正解:a 正解率:35.2%
解説:眼脂(目やに)は、結膜や角膜上皮から分泌されているムチンを主成分とする粘液に、涙・血管から漏れた血液細胞・まぶたからの老廃物・ほこりなどが混じったものでできている。
眼脂の性状による分類は以下の通りである。
・漿液性線維素性眼脂:ウイルス性結膜炎(アデノウイルス)
・膿性眼脂:細菌性結膜炎(淋菌、髄膜炎菌)
・粘液膿性眼脂:細菌性結膜炎(肺炎球菌、封入体結膜炎)、ウイルス性結膜炎(急性出血性結膜炎、ムンプス、麻疹)、真菌性結膜炎
・粘液性眼脂:乾性角結膜炎、春季カタル
・漿液性眼脂:急性アレルギー性結膜炎
ゆえに、粘液膿性眼脂をきたすa 麻疹が正解である。
○a 麻疹では、カタル期に眼脂が増加する。
×b 眼部帯状ヘルペスでは、結膜炎を合併することもある。
×C 甲状腺機能亢進症では、眼球突出を併発する.
×d 高脂血症では、眼瞼黄色腫,角膜輪,網膜脂血症を呈する。
×e 慢性副鼻腔炎では、副鼻腔付近の鈍痛がみられる。また、眼窩内膿瘍、視神経炎などによる視力障害が副鼻腔の炎症が眼の周囲に波及することにより引き起こされることがある。
眼脂がみられるのはどれか。
a 麻疹
b 水痘
c 甲状腺機能亢進症
d 高脂血症
e 慢性副鼻腔炎
正解:a 正解率:35.2%
解説:眼脂(目やに)は、結膜や角膜上皮から分泌されているムチンを主成分とする粘液に、涙・血管から漏れた血液細胞・まぶたからの老廃物・ほこりなどが混じったものでできている。
眼脂の性状による分類は以下の通りである。
・漿液性線維素性眼脂:ウイルス性結膜炎(アデノウイルス)
・膿性眼脂:細菌性結膜炎(淋菌、髄膜炎菌)
・粘液膿性眼脂:細菌性結膜炎(肺炎球菌、封入体結膜炎)、ウイルス性結膜炎(急性出血性結膜炎、ムンプス、麻疹)、真菌性結膜炎
・粘液性眼脂:乾性角結膜炎、春季カタル
・漿液性眼脂:急性アレルギー性結膜炎
ゆえに、粘液膿性眼脂をきたすa 麻疹が正解である。
○a 麻疹では、カタル期に眼脂が増加する。
×b 眼部帯状ヘルペスでは、結膜炎を合併することもある。
×C 甲状腺機能亢進症では、眼球突出を併発する.
×d 高脂血症では、眼瞼黄色腫,角膜輪,網膜脂血症を呈する。
×e 慢性副鼻腔炎では、副鼻腔付近の鈍痛がみられる。また、眼窩内膿瘍、視神経炎などによる視力障害が副鼻腔の炎症が眼の周囲に波及することにより引き起こされることがある。
眼底鏡検査について
2007.06.26 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
眼底鏡検査が有用なのはどれか。
a 痛風
b 高血圧症
c 急性肝炎
d 骨粗鬆症
e 良性発作性頭位眩暈症
正解:b 正解率:95.7%
解説:眼底検査とは、瞳孔を通じて眼球内の網膜、視神経乳頭などを検査することをいう。検査には、検眼鏡、細隙灯顕微鏡、直像鏡、倒像鏡、眼底カメラなどを使う。
眼底検査は網膜硝子体疾患、視神経疾患の診断・診察に有用な検査である。また、高血圧症、糖尿病といった血管に影響の出ることのある内科疾患に関しても重要な検査である。眼底検査で脳腫瘍を疑わせるうっ血乳頭がみられることもある。
ゆえに、b 高血圧症が正解である。
眼底鏡検査が有用なのはどれか。
a 痛風
b 高血圧症
c 急性肝炎
d 骨粗鬆症
e 良性発作性頭位眩暈症
正解:b 正解率:95.7%
解説:眼底検査とは、瞳孔を通じて眼球内の網膜、視神経乳頭などを検査することをいう。検査には、検眼鏡、細隙灯顕微鏡、直像鏡、倒像鏡、眼底カメラなどを使う。
眼底検査は網膜硝子体疾患、視神経疾患の診断・診察に有用な検査である。また、高血圧症、糖尿病といった血管に影響の出ることのある内科疾患に関しても重要な検査である。眼底検査で脳腫瘍を疑わせるうっ血乳頭がみられることもある。
ゆえに、b 高血圧症が正解である。