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鼠径ヘルニアの腸管嵌頓が疑われる患児の診療

2007.07.31 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
鼠径ヘルニアの腸管嵌頓が疑われる患児にまず行うのはどれか。
a 浣腸
b 鼠径部超音波検査
c 上部消化管造影
d 注腸造影
e 鼠径部穿刺



正解:b 正解率:87.5%

解説:鼠径ヘルニアの腸管嵌頓は緊急手術の適応であり、迅速な診断が要求される。鑑別疾患としては、陰嚢水腫、精巣捻転症、精巣上体炎、精巣腫瘍などが挙げられる。

×a 浣腸は、腸重積症を疑う場合に行うべきである。

○b 鼠径部超音波検査により、嵌頓した腸管が確認できれば診断は容易である。

×c 上部消化管造影は、腸回転異常症を疑う場合に行う検査である。

×d 注腸造影は、腸重積症、腸回転異常症、Hirshsprung病などを疑う場合に行う検査である。

×e 鼠径部穿刺は、透光試験などで陰嚢水腫の確定診断がついた場合に行う。鼠径ヘルニアでは禁忌である。
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穿孔性汎発性腹膜炎でみられる腹部所見

2007.07.31 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
穿孔性汎発性腹膜炎でみられない腹部所見はどれか。
a 腸雑音の亢進
b 肝濁音界の消失
c 筋性防御
d 圧痛
e 反跳痛



正解:a 正解率:78.4%

解説:汎発性腹膜炎(化膿性腹膜炎)とは、細菌感染による急性びまん性の腹膜炎で、致死率が高い。多くは消化管穿孔を契機とした腸内細菌の感染である。

消化管、胆嚢などに穿孔がみられた場合、腹部の激烈な自発痛、圧痛に加え、腸管麻痺により腸雑音は消失していることが多い。

×a 腸雑音の亢進はみられず、穿孔による腸管麻痺により腸雑音は低下ないし消失している。

○b 穿孔部位からの腹腔内へのair漏出、および腸管麻痺による肝濁音界は不明瞭化する。

○c 炎症が腹側腹膜におよぶとその部位の筋肉が反射的に緊張亢進を示し、これが筋性防御として触れる。

○d 穿孔部に一致して圧痛がみられる。

○e 壁側腹膜に炎症が波及すると反跳痛(Blumberg徴候)がみられる。
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