2006.12.18 (Mon)
ノロウィルス? ノーウォークウイルス?
ノロウィルス? ノーウォークウイルス?
1968年、米国オハイオ州ノーウォークの小学校において集団発生した胃腸炎の患者から発見され、1972年に電子顕微鏡によりその形態が明らかにされたウイルスが「ノーウォークウイルス(Norwalk virus)」と名づけられた。
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ウイルス粒子を電子顕微鏡下で観察したときの形から小型球形ウイルス(Small Round-Structured Virus, SRSV)とも呼ばれたが、ウイルス粒子の表面に32個のコップ状のくぼみがあることから、ラテン語でコップを意味するcalixにちなみ、カリシウイルスという科に分類された。
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1977年、札幌で幼児に集団発生した胃腸炎から、ノーウォークウイルスとよく似た小型球形ウイルスが病原体として発見され、サッポロウイルス(Sapporo virus)と名付けられた。
しかし、サッポロウイルスには電子顕微鏡下で「ダビデの星(Star of David)」と形容される特徴的な構造が見られ、その他の特徴からも、カリシウイルス科の中でもノーウォークウイルスとの違いが大きいものと考えられた。
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そこで、それまで見つかっていたものを「ノーウォーク様ウイルス(“Norwalk-Like virus”, NLV)」、ダビデの星型の構造を持つものを「サッポロ様ウイルス(“Sapporo-like virus”)」という仮称を用いて分類するようになった。
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2002年、第12回国際ウイルス学会において、それまでノーウォーク様ウイルスと呼ばれていたものを「ノロウイルス属(Norovirus)」、サッポロ様ウイルスと呼ばれたものを「サポウイルス(Sapovirus)」という名称で呼ぶことが定められた。
(wiki『ノロウイルス』)
つまり、Norwalk-Like virus=いわゆるノロウィルスということですね。
最初にNorwalk virusと呼ばれていたのが、結局はノーウォーク様ウイルス(Norwalk-Like virus)として命名されたのが、なんとも煩雑に感じる原因だったんですね。
微生物学を勉強しているときには「"Like(〜様)"って何だよ?」とか思ってましたが、こうしたややこしい経過があったとのこと。
ちなみに、「ノロウィルス」というのは属名。
カリシウイルス科(Caliciviridae)
ノロウイルス属(Genus:Norovirus,“Norwalk-like virus”)
ノーウォークウイルス(Species: Norwalk virus)
…と表記されるわけですね。
【外部リンク】
wiki ノロウイルス
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お医者になるのは大変ですね
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