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糖尿病の皮膚症状

2007.04.12 (Thu)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
糖尿病と関連する皮膚症状はどれか。
a 嚢腫
b じんま疹
c 潰瘍
d 手掌紅斑
e 黄疸


正解:c 正解率:86.2%

解説:糖尿病に関連する皮膚症状としては、
1)皮膚掻痒症
皮膚の乾燥が原因で、冬に多く起こる。

2)皮膚感染症
白癬菌症は代表的な真菌症だが、糖尿病に合併する場合は広範囲に出たり、重症化する可能性がある。カンジダも糖尿病に合併しやすい真菌で、口腔粘膜、外陰部、亀頭などによく見られる。

3)糖尿病性潮紅
皮膚の細小血管の異常な反応によって、顔、手のひら、足の裏、手足の指などが赤くなる。

4)リポイド類壊死症
小動脈の異常によって起こる、境目のはっきりした、不規則な形をした皮膚の病的な変化。中心が黄色みを帯び、周りは赤黒く、じくじくしたり、しこりになっている。自覚症状はないが、皮膚が萎縮して潰瘍になることがある。特に脛部にできやすく、前腕、手甲、顔の髪でこすれる額などにも生じる。

5)糖尿病性水泡
突然、やけどをしたときのような直径数cmの水泡が生じる。

6)糖尿病性潰瘍・壊死
糖尿病の皮膚の合併症として最も重要なもので、足に生じる。血管運動神経障害、栄養神経障害により組織循環障害による。

7)糖尿病性浮腫性硬化症
後頸部にはじまり、背部、肩部などへと、皮膚が硬化する症状で、浮腫を伴う。痛みはなく、押しても跡がつかないのが特徴である。

故に上記より、c 潰瘍が正解である。


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