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スワンガンツカテーテルによるモニタリング

2007.05.16 (Wed)
【問題】スワンガンツカテーテルによるモニタリングに関して誤りはどれか。
a)右内頸動脈から先端のバルーンを膨らませて血流にのせてカテーテルを挿入する。
b)バルーンで肺動脈を閉塞するとカテ先端圧は左房圧を反映する。
c)肺動脈収縮期圧の正常値は15-30mmHgである。
d)心拍出量が測定できる。
e)体温を測定できる。


【答え】a

【解説】
a)×バルーンを膨らませるのは、肺動脈特有の波形を見たところであり、いきなり膨らませたりはしない。挿入法としては、
・内頚静脈からセルジンガー法により挿入する。

・上大静脈洞に挿入したら圧電素子につなぎ、圧波形を見ながら慎重に進める。肺動脈特有の波形を見たらバルーンを拡張し、波形が消える(ウェッジされる)ところで止め、バルーンを収縮させて固定する。

b)○肺動脈楔入圧(PCWP)≒左房圧と近似できる。

c)○肺動脈収縮期圧(≒右室圧)の正常値は15-30mmHgである。

d)○右心拍出量を計測でき、左心拍出量とみることもできる。

e)○深部体温を計測でき、大静脈洞内の血液の温度を、カテーテルの先端に取り付けた温度センサーで測定できる。


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