2007.05.21 (Mon)
横紋筋融解症について
【概念】
横紋筋融解症rhabdomyolysisとは、筋細胞の成分が腎臓に対して毒性を持つため、筋肉疾患のときにおこる腎障害である。骨格筋細胞の崩壊・壊死によりミオグロビンが血中に逸脱しミオグロビン尿をきたす。急性尿細管壊死の原因となる。
【原因】
1)過剰な運動
2)筋損傷
3)代謝性疾患(DM,低K血症、低Na血症、高Na血症、甲状腺機能低下症)
4)アルコール中毒
5)フィブラート系薬剤
【診断】
以下の検査の結果によって判断される。
- 尿クレアチニン
- クレアチニン
- クレアチンフォスフォキナーゼ分画
尿検査では完全な赤血球はなく、円柱とヘモグロビンが見られる。
・血中ミオグロビン検査は陽性。
・血清ミオグロビン検査は陽性。
・クレアチンフォスフォキナーゼは非常に高値。
・高K血症を伴う場合がある(細胞の破壊がある場合、カリウムが細胞から血液中に放出されるため)。
【治療】
早期に大量に水分を摂取すれば、ミオグロビンが腎臓から急速に排出されるため合併症を予防できることがある。筋壊死を伴う場合、重篤な火傷患者と同程度の水分量を必要とする。状況が落ち着くまで数リットルの水分を経静脈的に投与することもある。
マニトールやフロセミドなどの利尿薬は、ミオグロビンを腎臓から排出するのに役立つことがある。尿量が十分なら、尿のアルカリ性を保つため重炭酸塩を投与する。これによりミオグロビンが解離して毒性物質になるのを防ぐことができるとされている。

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横紋筋融解症rhabdomyolysisとは、筋細胞の成分が腎臓に対して毒性を持つため、筋肉疾患のときにおこる腎障害である。骨格筋細胞の崩壊・壊死によりミオグロビンが血中に逸脱しミオグロビン尿をきたす。急性尿細管壊死の原因となる。
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- 尿クレアチニン
- クレアチニン
- クレアチンフォスフォキナーゼ分画
尿検査では完全な赤血球はなく、円柱とヘモグロビンが見られる。
・血中ミオグロビン検査は陽性。
・血清ミオグロビン検査は陽性。
・クレアチンフォスフォキナーゼは非常に高値。
・高K血症を伴う場合がある(細胞の破壊がある場合、カリウムが細胞から血液中に放出されるため)。
【治療】
早期に大量に水分を摂取すれば、ミオグロビンが腎臓から急速に排出されるため合併症を予防できることがある。筋壊死を伴う場合、重篤な火傷患者と同程度の水分量を必要とする。状況が落ち着くまで数リットルの水分を経静脈的に投与することもある。
マニトールやフロセミドなどの利尿薬は、ミオグロビンを腎臓から排出するのに役立つことがある。尿量が十分なら、尿のアルカリ性を保つため重炭酸塩を投与する。これによりミオグロビンが解離して毒性物質になるのを防ぐことができるとされている。
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