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レポートのやっつけ手順 担当症例編

2006.11.03 (Fri)
 ポリクリ中、どこの科に行っても必ずと言って良いほど課題として出されるのが担当症例に関するレポートです。
 ですから、いくつかの科を回っている内にコツは掴めると思いますが、ここではその担当症例レポート作成の「マニュアル」を書いてみたいと思います。
 これからポリクリに参加する学生や、既に参加中の方々のお役に立てれば幸いです。

 参考にさせていただいたレポートは、先輩たちのレポートや幾つかの科で見せていただいた例です。それらをいかに最短で最良のレポートを仕上げるか、という観点で、以下にマニュアルを書いてみたいと思います。
 レポートはさっさと書いてしまって、他のことに時間を使いましょう(もちろん、臨床実習でしか学べないことを勉強するんですよね?)

まずはテンプレートを用意
 テンプレートはこちら「症例レポートのテンプレート」をプリントアウトするなり、ワードに貼り付けてノートPCに入れるなりしてはいかがでしょうか。

担当症例の疾患について大まかな知識を確認
 イヤーノートなどや「医学ノート&医学辞書のサイト集」を利用して、まずは疾患の概念、必要な検査、診断基準、治療法などを調べます。いきなりカルテを丸写しても、ポイントが分からず、不要な情報も含まれてしまいます。
 中には、掲載されていないような疾患もありますが、そういった時は、思い切って担当の先生や聞きやすそうな先生に説明をしてもらいましょう(ただし、この手は話し好きな先生では、長く掴まるというリスクもあり)。

カルテ(入院/外来)を参考にテンプレを埋めていく
 「カルテは見ずに、まずは患者さんのお話を聞き、診察しろ」と仰る先生もいますが、要領を得ない質問や行き当たりばったりの診察では患者さんに失礼&迷惑です。しっかりと勉強してから行った方が得策ではないでしょうか。
 この際、注意したいのは診断に必要な「疾患の問診事項、検査、合併症の有無、治療法、経過」などです。これらはしっかりと押さえておきましょう(後で問診に行くときに、話のタネになります)。

患者さんに問診&診察
 一通りカルテを書き写して、その現病歴をまとめておいた上で、それに沿った『確認』の意味での問診をすれば、「やばい!あと、何を聞こう何を・・・」といった焦りが無くなります。
 また、診察に関してもある程度、疾患自体について知っていたり、カルテの記録を見ているので、必要なものが分かるはずです。それだけに絞って(たとえば、神経学的所見をとる際にも、全部をやっていたら時間がかかるし患者さんにも負担が大きい)診察させてもらいましょう。

分からない点や不明な点を確認&調べる
 カルテを書き写していると、「この先生の字読めない・・・」や「何?この略語」といった初歩的な疑問から、「ん?この検査値、診断基準と合ってないぞ?」「この治療法を選択したのは何故?」といった疑問まで、さまざまな「?」が出てきます。
 そういったものは、機会があったらすかさず聞いておきましょう。先生に話しかけたりするのは躊躇われたりしますが、質問があれば話しかけやすいのではないでしょうか。話が停滞しがちな場面でも、こうした質問が役立ちます(経験談)。
 また、考察の所に何を書けばいいか迷ったときも、こうした疑問が元で書けたりします。そうしたとき、先生の説明が考察そのままになることも(経験談 その2)。

 あと、まとめやプレゼン前に、レポートはできるだけ先生に見せましょう。レポートを用意するだけで、「おっ、しっかり勉強してるじゃん」と勘違いして実習態度の評価を良くしてくれる先生もいます(経験談 その3)。

 この方法なら、2~3日でレポートは書けてしまいます。つまり、ポリクリが1週間ごとのローテーションだと、週の半分でレポートは仕上げられているということです。
 残りの時間は、しっかりと有意義に使いましょう(もちろん、お勉強しますよね?)


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