医学生/研修医向け 基礎医学 内科学 ゴロ合わせ 内科認定医試験
診療データ TNM分類一覧 病期(ステージ)一覧 抗菌薬 診断基準・ガイドライン一覧

当サイトのページランキング

物忘れを主訴に来院した60歳男性

2007.06.08 (Fri)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
 60歳の男性。物忘れを主訴に来院した。1年前から物忘れを自覚していたが徐々に増悪し,最近では大事な約束を忘れたり物の置き忘れが目立ってきた。診察時,意識は清明で病歴聴取にも協力的であるが,生活史に関する質問に対して想起できなかったり誤りが目立つ。
 この患者の見当識を調べるのに適切な問いかけはどれか。
a 「今日は何年何月何日ですか」
b 「自宅の電話番号を教えてください」
c 「日本の首都はどこですか」
d 「奥さんの名前を教えてください」
e 「これから言う数字を逆から言ってください。3-5-2-9」



正解:a 正解率:80.8%

解説:
①60歳男性。1年前から物忘れ
②生活史に関する質問に対して想起できない
これらから、認知症を疑う。

「見当識」とは、"時""場所""人"について正しく認識する能力のことである。
a○ "時"に関する問いかけである。
b× 記憶障害の有無を問うている。
c× 記憶障害の有無を問うている。
d× 記憶障害の有無を問うている。
e× 記憶障害の有無を問うている。

ゆえに、答えはaである。
ちなみに、aおよびeは長谷川式簡易知的機能スケール(HDS-R)に含まれている。


トップページへ  |  この記事へのリンク  |  今日の一問一答
Adminブログパーツ