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てんかんについて

2007.06.20 (Wed)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
てんかんについて正しいのはどれか。
a てんかんは乳児期に発症する。
b てんかん発作は知的な荒廃を招く。
c てんかん発作の大部分は数分以内で自然に終わる。
d てんかん患者は運転免許を取得できない。
e てんかん患者を対象とした社会福祉制度はない。



正解:c 正解率:75.2%

解説:てんかんとは、大脳の神経細胞の過剰な同期的発射活動が起こることによって、同一個人の中では同じ型の臨床発作(全身強直-間代発作、欠神発作、幻聴発作、四肢の一部の強直発作など)が繰り返す病態を呼ぶ。

×a てんかんの原疾患により発症年齢は様々であり、乳児期から老年期までどの年齢でも生じうる。

×b てんかん発作自体では、知的な荒廃を招くことはないが、原疾患の進行やてんかん重積状態などによる低酸素血症の結果、知的な荒廃が生じることはある。

○c てんかん発作の大部分は数分以内に自然に終わることが多いが、重積発作のように長時間続くものもある。重積発作のような緊急時は、呼吸抑制に注意しながらジアゼパムを、血圧の低下に注意しながらフェニトインをゆっくり静注する。

×d 大多数のてんかん患者は薬物療法によって発作を予防することが可能であり、運転免許を取得できる。

×e てんかんを有する精神障害者(例えばWest症候群,Lennox-Gastaut症候群など)を対象とした『精神保健および精神障害者福祉に関する法律』による社会福祉制度がある。


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