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薬物アレルギーについて

2007.06.21 (Thu)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
薬物アレルギーの症候で最も多いのはどれか。
a 発熱
b 浮腫
c 皮疹
d 貧血
e 黄疸



正解:c 正解率:90.0%

解説:薬物アレルギーは、ほとんどが即時型であるⅠ型アレルギーか遅延型のⅣ型アレルギーである。薬物アレルギーの内、薬疹は薬物アレルギーの80%以上を占める。

×a 薬剤熱は、頻度としては少ない。発熱は38度以上で、一定のパターンはとらず、重篤な全身症状はほとんどない。β-ラクタム系抗生物質、NSAIDsなどが原因となる。

×b 浮腫は、Ⅰ型アレルギーでみられる。即時型の反応で、咽頭浮腫、気管などの粘膜浮腫がみられる。

○c 薬疹はⅣ型アレルギーでみられることが多いが、Ⅰ型アレルギーでもみられる。薬物アレルギーとしては、最も多い。

×d 貧血は、Ⅱ型アレルギーで起こる自己免疫性溶血性貧血などでみられる。貧血症状である動悸、息切れ、立ちくらみ、易疲労感、頭重、顔面蒼白などや黄疸がでることもある。解熱鎮痛薬、抗生物質、抗痙攣薬、抗甲状腺薬などが原因となる。

×e 黄疸は、症状の一つとしては考えられるが、頻度は少ない。肝障害や溶血性貧血で起こる。抗生物質、中枢神経用薬、NSAIDsなどが原因となりうる。


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