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胸腔ドレナージの合併症について

2007.07.03 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
右胸腔ドレナージの合併症はどれか。
a 乳び胸
b 肺梗塞
c 肝損傷
d 脾損傷
e 腎損傷



正解:c 正解率:68.9%

解説:胸腔ドレナージの頻度の高い合併症は、肺損傷、肋間動静脈・神経損傷、皮下気腫などである。胸腔ドレナージは、肋骨上線でドレーンを挿入するのが基本である。
適応としては、以下のようなものがある。
・肺から胸腔への空気漏れ(気胸)
・胸腔への出血(血胸)
・胸部の手術または外傷の後(気胸または血胸)
・肺膿瘍または胸部の膿(膿胸)

×a 乳び胸は、胸管を損傷すると生じるが、胸腔ドレナージでは生じない。

×b 肺損傷の危険はあるが、肺梗塞は無関係である。

○c 低位からドレーンを挿入しようとして、横隔膜損傷や肝損傷を起こすことがある。

×d 解剖学的に、右側では脾損傷はありえない。

×e 腎は背側で後腹膜に存在しており、胸腔ドレナージで損傷することは考えにくい。


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