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発熱、嘔吐および頭痛がみられる小児の診断

2007.07.24 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
発熱,嘔吐および頭痛がみられる小児でまず鑑別するのはどれか。
a ウイルス性発疹症
b アレルギー性鼻炎
c 肺炎
d 乳児下痢症
e 髄膜炎



正解:e 正解率:100.0%

解説:「発熱・頭痛・嘔吐」の3つのキーワードから、髄膜炎を想起。
髄膜炎では、発熱、頭痛、髄膜刺激症状が認められ、悪心・嘔吐も生じる。       
                       
×a ウイルス性発疹症は発熱の鑑別疾患ではあるが、「頭痛や嘔吐」を伴っていることからも、まず鑑別すべき疾患ではない。

×b アレルギー性鼻炎で、発熱が生じることはあまりない。ゆえに、発熱の鑑別としての意味は少ない。

×c 肺炎の場合「発熱、頭痛、(咳き込んだ後の)嘔吐」があるが、咳漱の記述がないことからも、まず鑑別すべき疾患ではない。

×d 乳児下痢症では発熱、嘔吐を生じることが多いが、下痢の記述がないことからも、まず鑑別すべき疾患ではない。

○e 発熱患者に対して、最も鑑別が必要な疾患である。永続的な神経学的後遺症を防止するには、細菌性髄膜炎の早期診断と治療が不可欠である。


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