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脳梗塞に関連する疾患

2007.08.07 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
脳梗塞の発症に関連しないのはどれか。
a 脱水症
b 糖尿病
c 僧帽弁膜症
d 過換気症候群
e 播種性血管内凝固症候群〈DIC〉



正解:d 正解率:94.6%

解説:脳の細動脈に血栓、凝固塊、脂肪塊、石灰片、腫瘍塊などが詰まって血流を止めてしまうため、脳細胞が壊死する疾患である。脳梗塞には脳血栓と脳塞栓の2通りがある。脳梗塞は次の3タイプがある。
・1)ラクナ梗塞:高血圧の人に多く、脳の細い血管が詰まるタイプで特に睡眠時に多く発症する。梗塞部が小さいため、症状を呈さないか、比較的軽いのが特徴的である。
・2)アテローム血栓性脳梗塞:生活習慣病の糖尿病、高血圧、高脂血症による動脈硬化で脳の比較的太い動脈や頚動脈が詰まるタイプで、特に睡眠時に多く発症する。
・3)心原性塞栓症:心房細動、急性心筋梗塞、心臓弁膜症により心臓内にできた血栓が脳血管をふさいだ時に突然の発作としておこるタイプで、日中活動時に多く発症する。

○a 脱水症で血液粘稠度が高くなる分だけ、血栓を生じやすくなる。

○b 糖尿病は、動脈硬化の危険因子の一つである。

○C 僧帽弁膜症は、心原性脳塞栓症の原因となりうる。

×d 呼吸性アルカローシスからの低Ca血症のため、手や口元のしびれ・テタニー症状(助産婦の手)などを呈する。脳梗塞の発症には、強い関連はない。

○e DICでは細動脈内にフィブリン血栓を生じ、脳を含め多臓器に多数の小梗塞を生じる。


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