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急性化膿性髄膜炎の髄液検査所見

2007.08.13 (Mon)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
急性化膿性髄膜炎の髄液検査でみられないのはどれか。
a 混濁
b 圧上昇
c 糖増加
d 蛋白増加
e 細胞数増加



正解:c 正解率:93.5%

解説:
○a 急性化膿性髄膜炎では髄液外観は通常、好中球の増加により明らかに白濁していることが多い。

○b 圧が200~800mmH2O(正常時では70~180mmH2O)と亢進していることが多い。

×c 糖は0~40mg/dl(正常時では50~80mg/dl)と減少していることが多い。ちなみに、髄液検査上、糖の減少が見られるのは
①化膿性髄膜炎 
②結核性髄膜炎 
③真菌性髄膜炎 
④悪性腫瘍の髄膜浸潤

○d 蛋白は50~1,500mg/dl(正常時は15~45mg/dl)と増加している。ちなみに、髄液中に含まれる蛋白成分のほとんど全ては血漿(成分としてはアルブミン)に由来する。血液髄液関門の存在により髄液総蛋白量は、血液の1/200以下となっているが、髄液または脈絡叢の毛細血管の透過性が増加することで髄膜炎などでは蛋白数は上昇する。

○e 細胞数は主に白血球を反映し、500~数万と増加しており、多核球が優位となる(正常時は、0~5/mm3であり、リンパ球、単核球優位である)。


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