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過敏性腸症候群でみられる所見

2007.10.02 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
過敏性腸症候群でみられるのはどれか。
a 脱水
b 発熱
c 嘔吐
d 便秘
e 下血



問題:99B32(類題92B38)

正解:d 正解率:78.9%

解説:
×a 頻回の高度な下痢では脱水が起こりうるが、過敏性腸症候群では脱水はみられない。

×b 発熱は感染症などの炎症性疾患、悪性腫瘍、自己免疫疾患などで起こりうるが、過敏性腸症候群では発熱は起こらない。

×c 嘔吐は食中毒や急性胃炎、慢性胃炎、虫垂炎、イレウスなどの消化管病変、胆石症、急性肝炎、慢性肝炎などの胆肝系疾患、膵炎、中枢神経疾患などで起こりうるが、過敏性腸症候群では嘔吐は起こらない。

○d 過敏性腸症候群では、腹痛を伴う便秘、下痢、交代性便通異常がみられる。

×e 下血は起こらない。認める場合は、消化管粘膜のびらん、潰瘍などの病変が存在することを示す。

【類題】92B38
過敏性腸症候群でみられないのはどれか。
a 腹痛
b 下痢
c 便秘
d 血便
e 腹鳴



答え:d

解説:
○a 腹痛は、過敏性腸症候群では典型的な症状の一つである。

○b 下痢は、腸の機能的障害でみられる。

○c 便秘は、腸の機能的障害でみられる。過敏性腸症候群では、便通異常(便秘、下痢、交代性便通異常)がみられる。

×d 血便は、消化管粘膜のびらん、潰瘍などの病変が存在することを示す。

○e 腹鳴は、腸の機能的障害でみられる。


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