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直腸診の方法

2007.10.03 (Wed)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
直腸診で正しいのはどれか。
a 外痔核がある場合は禁忌である。
b 下血があった日は施行しない。
c 施行前に浣腸をする。
d 肛門周囲を剃毛してから行う。
e 指嚢に潤滑剤を塗って行う。



問題:92D4

正解:e 正解率:91.9%

×a 外痔核がある場合も、直腸診しうる。痔核の診断には必要となる。

×b 下血の有無に関わらず施行しうる。むしろ、直腸癌などの鑑別には必要となる。

×c 施行前に浣腸を不要である。

×d 肛門周囲の剃毛は不要である。

○e 指嚢に潤滑剤(キシロカインゼリー)を塗って行う。潤滑剤を付けた方が被験者の痛みが軽減し、検査もスムーズにできる。

直腸診(直腸内触診)は、肛門より直腸内に示指を挿入して触診を行うことをいう。通常、腹膜反転部の高さまでの直腸内を触診できる。

本法は直腸・肛門管癌の診断(全直腸癌の約2/3は触知可能)に重要であり、その他下部直腸の腫瘤、ダグラス窩膿瘍(圧痛,波動の証明)、シュニッツラー転移Schnitzler metastasis、肛門周囲膿瘍、痔瘻などの診断に役立つ。また泌尿器科領域では前立腺の触診のために重要な方法である。


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