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特発性パーキンソン病の病理について

2007.10.24 (Wed)
【肉眼】中脳黒質(ドーパミンニューロン)と橋青斑核(ノルアドレナリンニューロン)の黒質の色調が失われる。

【組織】黒質、青斑核、次いで延髄の迷走神経背側核の神経細胞脱落とグリオーシス、細胞外に遊離したメラニン顆粒、残存神経細胞のメラニン量の減少などが認められる。
 特徴的なことは、残存ニューロンの多くにLewy小体が出現することである。Lewy小体は胞体内または突起内に形成される封入体で、中心に好酸性のcoreがあり、周囲に淡染するhaloがある。迷走神経背側核、脳幹網様体、視床下部、マイネルト基底核、背側中間質外側核、末梢交感神経節、消化管神経叢などにも出現する。

【免疫組織】αシヌクレイン、ユビキチンなどが陽性である。黒質や青斑核ではLewy小体の前段階であるpale bodyも散見される。


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