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患者に対する医師の対応について

2007.10.29 (Mon)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
患者に対する医師の対応で正しいのはどれか。
a 中学生の患者では患者の代わりに保護者からインフォームドコンセントを得る。
b 統合失調症の患者では保護者の要請で入院させる。
c 進行癌の患者では病名はまず患者の男性の親族に告げる。
d 手術予定の患者では手術前に告訴をしないとの誓約書を書いてもらう。
e 身元がわからない意識不明の救急患者では医師の判断で救命手術を行う。



問題:95E3

正解:e 正解率:95.8%

解説:
×a 未成年者では保護者の同意も必要であるが、まずは本人に対しインフォームドコンセントを行うのが原則である。

×b まずは患者本人の同意が得られるか確認する必要がある。入院が必要であると判断され、患者が拒否した場合には、保護者の同意による医療保護入院を行えるか確認する。ちなみに、『精神保健福祉法』による入院形態の内、現在最も多い入院形態は患者本人の同意に基づいて行われる任意入院である。

×c 病気の重症度によらず、原則として患者本人に対しインフォームドコンセントを行う。

×d 告訴をしないという誓約書をとることは、法的に根拠がない。ただし、医師と患者の間でかわされたインフォームドコンセントに関しては、ヘルシンキ宣言に基づいて書面による同意を残しておくが重要である。

○e 本人が意識不明で身元不明であり、かつ救急救命が目的の治療を必要とする場合は、インフォームドコンセントを省略せざるを得ない場合がある。


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