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胸痛、頻脈およびめまいを主訴に来院した25歳男性

2007.10.30 (Tue)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
 25歳の男性。突発的に起こる胸痛,頻脈およびめまいを繰り返し,動揺性高血圧もあるため紹介され内科に入院した。心筋逸脱酵素などの血液検査,心電図検査,心エコー検査およびトレッドミル検査を受けたが異常はなかった。褐色細胞腫,カルチノイド,低血糖,甲状腺疾患などについて検査を受けたが異常は見出されなかった。
 この患者に対する適切な対応はどれか。
a 病気はないと言って退院させる。
b 三次医療機関に紹介する。
c 不安障害の可能性を検討する。
d 降圧薬を投与する。
e ニトログリセリンを投与する。



問題:96F22

正解:c 正解率:84.8%

解説:
①25歳男性。
②突発的に起こる胸痛、頻脈およぴめまいを繰り返し、動揺性高血圧もある(→突然の身体不調)
③身体的には異常所見がない(精神科的疾患を疑う)

×a 患者と接する医師の姿勢としては、苦しみに対する共感と受容が望ましい。苦しみを訴えているのにもかかわらず、そこで「病気はない」と言って退院させるのは望ましくない。

×b 三次医療機関ではより高度な検査、治療が行われるが、紹介前にまずは精神科的疾患を考えてみるべきであると思われる。

○c 不安障害の可能性を検討し、入院中から精神科にコンサルテーションする。

×d ×e 安易な投薬は不安を助長する可能性がある。


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