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咳漱を伴う疾患について

2007.11.12 (Mon)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
咳を伴わないのはどれか。
a 胸膜炎
b 気管支喘息
c 過換気症候群
d 慢性副鼻腔炎
e うっ血性心不全



問題:100E16

正解:c 正解率:76.2%
誤答率の高かったのは、dが11.4%、eが8.6%だった。

解説:
○a 胸膜炎では、炎症による気道刺激が原因で、咳漱が起こる。気道病変を伴わなければ、乾性咳嗽である。

○b 気管支喘息では、発作性に気道狭窄をきたす疾患であり、発作的な喘鳴、咳などの症状をきたす。特に、夜明けの咳が特徴的である。

×c 過換気症候群では、発作性に起こる多呼吸、呼吸困難が特徴的である。咳嗽は伴わない。

○d 慢性副鼻腔炎では、下気道慢性疾患、感染症を合併しやすいため、湿性咳嗽を起こす。

○e うっ血性心不全によって、血流のうっ滞に基づく肺毛細血管楔入圧上昇を反映して肺うっ血、肺水腫などが生じれば、湿性咳漱が起こり、種々の程度の呼吸困難、息切れ、起坐呼吸なども生じる。


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