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小児の腹痛の原因疾患

2007.11.21 (Wed)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
小児の腹痛の原因として最も多いのはどれか。
a 便秘症
b 胆嚢炎
c 腸重積症
d 急性虫垂炎
e 鼠径ヘルニア


問題:100E36

正解:a 正解率:62.9%
誤答はC 22.0%、d 13.2%であった。

解説:乳幼児および学童に共通して、急性腹症の原因で最多なのは、便秘症である。他に頻度の多いものとしては、急性胃腸炎、先天性胆道拡張症などがある。

乳幼児であれば他に腸重積症、学童であればAGML、急性虫垂炎、卵巣嚢腫茎捻転、精巣捻転症などを考える。

○a 便秘症は上記の通り、小児(乳幼児~学童期)の腹痛の原因として最も多い。

×b 原発性胆嚢炎は、小児では頻度として少ない。

×c 腸重積症頻度は、乳幼児に多いが最多ではない。間欠的な腹痛が重要な特徴である。

×d 急性虫垂炎は、学童期に多い疾患であるが、最多ではない。嘔吐、右下腹部痛(心窩部から始まることもある)が特徴である。

×e 鼠径ヘルニアは、嵌頓をきたせば腹痛を生じるが、それ以前に鼠径部の膨隆によって受診することが多い。


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