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下腿浮腫がみられる疾患

2007.12.13 (Thu)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
下腿浮腫が通常みられないのはどれか。
a 心不全
b 急性腎炎
c 肝硬変
d 甲状腺機能低下症
e 痛風



問題:97E15

正解:e 正解率:86.0%

解説:
○a 心不全では、右心機能の低下によって全身の静脈のうっ滞を起こし下腿浮腫を生じうる。

○b 急性腎炎では腎機能が低下し、適切な量の水分やNaを排出できずに下腿浮腫を生じる。

○c 肝硬変では肝臓が本来産生すべきアルブミンの量が低下し、膠質浸透圧が低下して浮腫や腹水をきたす。

○d 甲状腺ホルモンが低下すると、蛋白の異化が低下し、皮下組織に多糖類が沈着して水を引き込み浮腫をきたす(粘液水腫)。組織間液が多量のムコ多糖類、コンドロイチン硫酸、ヒアルロン酸などを含み、流動性に乏しい圧痕を残さない浮腫となる。

×e 痛風では、第一中趾関節の関節炎が主症状である。局所の発赤・腫脹であり、下腿全体に浮腫を生じることは考えにくい。

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