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胎児妊娠週数について

2008.01.15 (Tue)
・超音波断層法により妊娠週数を推定する指標
妊娠週数計測項目
04~08週胎嚢(GS)
09~11週頭殿長(CRL)
12~15週児頭大横径(BPD)

・胎嚢(GS)
経腟法では、妊娠4週2日から2mm径のGSが認められるようになる。妊娠5週で96%、妊娠6週で100%に認められる。GS 内には5 週になると卵黄嚢(Yolk sac)がみえ始める。GSは、一日1mm の割合で増大する。これから外れる場合は、異常妊娠(子宮外妊娠、流産など)を疑う。

妊娠週数=GS(cm)+4」の式を適応する。
妊娠5週:GS 1cm
妊娠6週:GS 2cm
妊娠7週:GS 3cm
妊娠8週:GS 4cm
となる。


・頭殿長(CRL)
CRL は8週で1cm、以後1 週間に1cm の割合で11週ごろまではほぼ直線的に増大する。妊娠8週から11週までのCRL測定による妊娠週数の評価が最も確度が高いといわれる。したがって、CRL が1cm から4cm に成長した段階で、妊娠初期にはCRLを計測して妊娠週数を推定する。

妊娠週数=CRL(cm)+7」の式を適応する。
妊娠8週:CRL 1cm
妊娠9週:CRL 2cm
妊娠10週:CRL 3cm
妊娠11週:CRL 4cm


・児頭大横径(BPD)
12週以降ではBPD を計測し、児の発育評価を行う。
妊娠12週:BPD 2cm~妊娠15週:BPD 3cm~

妊娠週数=BPD(cm)×4」の式を適応する。
妊娠20週:BPD 5cm
妊娠24週:BPD 6cm
妊娠28週:BPD 7cm
妊娠32週:BPD 8cm
妊娠36週:BPD 9cm

【補足1】妊娠後期の胎児推定体重
「胎児推定体重=1.07×BPD^3+3.42×APTD×TTD×FL」で算出することが出来る。
APTD:腹部前後径、TTD:腹部横径、FL:大腿骨長

胎児推定体重が体重基準曲線の10パーセントタイル(あるいは-1.5SD)以下を、子宮内発育遅延(IUGR)とする。90パーセントタイル以上(あるいは+1.5SD)を胎児過剰発育という。

【補足2】子宮底のレベルと妊娠週数
妊娠12週:恥骨結合上
妊娠24週:臍高
妊娠32週:臍と剣状突起の間
妊娠36週:剣状突起下2~3横指

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