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薬剤の代謝・排出経路-腎排泄および肝排泄の分類

2008.01.16 (Wed)
薬物の代謝・排泄経路が腎排泄か、肝排泄かを問う問題が国試でも出されている。原則として腎排泄性の薬剤は、腎不全患者に投与する際に減量する必要がある。

特に抗生物質に関しては、βラクタム系、ニューキノロン系、アミノグリコシド系は腎排泄であり、テトラサイクリン系は一般に腎不全には禁忌(ただし、ミノサイクリンとドキシサイクリンは常用量で使用可)である。マクロライド系は肝排泄のため、腎不全で常用量投与が可能である。

排泄経路 薬剤名
腎排泄 βラクタム系
ニューキノロン系
アミノグリコシド系
バンコマイシン
テトラサイクリン系
アシクロビル
イソニアジド
オセルタミビル
メトトレキサート
ジゴキシン
アロプリノール
クロフィブラート
肝代謝・胆道排泄 マクロライド系
リファンピシン
アセトアミノフェン
ニフェジピン
リドカイン


【例題】
腎不全患者で投与量を減らすのはどれか。
a バンコマイシン
b リファンピシン
c ニフェジピン
d フロセミド
e リドカイン


問題:100G114

答え:a

解説:
上記表より、腎排泄性の薬剤を選択する。故に、バンコマイシンが答えとなる。

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