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胸髄症をきたす病態

2006.12.02 (Sat)


胸髄症をきたす病態



【胸髄症とは】
 【胸髄症をきたす病態】に挙げる原因により、胸髄の神経が圧迫を受け神経障害が出現した状態のことを胸髄症という。胸髄症は比較的稀な病態であり、その原因として、胸髄を取り囲む胸椎(背骨)は胸郭によって安定し可動性が少ないため、頚椎や腰椎と比較すると加齢性変化が出現しづらい為であると考えられている。
 一般的に中年以降に発症し、最初の症状は下肢の痺れ感や脱力であることが多く、徐々に体幹部にまで及び、体幹部の帯状の痛みを生じることもある。症状が進行してくると歩行障害や膀胱直腸障害(頻尿、尿閉、尿失禁または便秘など)が出現する。初期症状が下肢だけの場合、診断が難しいため、腰椎疾患として治療され正確な診断までに時間を要することも稀ではない。

【胸髄症をきたす病態】
 胸髄症の原因としては、椎間板が突出することにより発症する胸椎椎間板ヘルニア、加齢性変化によって脊椎が変形し骨棘が出現することによって脊髄を圧迫する変形性胸椎症、脊椎に存在する靭帯(後縦靭帯や黄色靭帯)が骨に変化してしまうことにより脊髄を圧迫する後縦靭帯骨化症や黄色靭帯骨化症がある。


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