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MRIの読影における基本事項

2008.01.20 (Sun)
①水はT1強調像で低信号、T2強調像で高信号(例:脳脊髄液)である。液体の粘稠度が上がると、T1強調像での信号が上昇する。

②炎症を含め、多くの病変は水と同じく、T1強調像で低信号、T2強調像で高信号

③血流の速い部分(血管内)は無信号(例:脳動静脈奇形)である(この無信号域をflow voidという)。

④骨、石灰化は無信号である。よって、CTの方が描出、発見に有利である。金属もT1、T2強調像いずれにおいても通常、無信号である。治療後の歯など粗大な金属がある場合には、アーチファクトが生じる。

⑤出血は時間経過で生化学変化を反映して異なる。出血性脳卒中(脳出血、クモ膜下出血)の急性期ではCTの方が判読しやすい。血腫の中の鉄イオンの変化により、経時的に信号の変化が起こる。

⑥脂肪はT1、T2強調像いずれも高信号を呈する。脂肪の他にT1、T2いずれも高信号を呈するものには、血腫、粘液がある。

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