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胃癌のTNM分類

2006.12.02 (Sat)
【原発腫瘍 (T)】
・TX:発腫瘍の評価が不可能

・T0:原発腫瘍を認めない

・Tis:上皮内癌:粘膜固有層に浸潤していない上皮内腫瘍

・T1:腫瘍が粘膜固有層または粘膜下層に浸潤

・T2:固有筋層または漿膜下層に浸潤する腫瘍*
  T2a:固有筋層に浸潤する腫瘍
  T2b:粘膜下層に浸潤する腫瘍

・T3:漿膜(臓側腹膜)に浸潤しているが、隣接臓器にまで浸潤していない腫瘍**、***

・T4: 隣接臓器に浸潤する腫瘍**、***

*[注: 腫瘍が固有筋層を越えて、胃結腸間膜や胃肝間膜、あるいは大網や小網へと浸潤するが、これらの組織を覆う臓側腹膜に浸潤が及ばないことがある。この場合、その腫瘍はT2と分類する。胃間膜や大・小網の臓側腹膜に浸潤が及んだときには、T3と分類すべきである。]

**[注: 胃の隣接臓器とは、脾、横行結腸(横行結腸間膜)、肝、横隔膜、膵、腹壁、副腎、腎、小腸、後腹膜腔を指す。]

***[注: 胃から十二指腸や食道に壁内浸潤が及んでいる場合には、胃を含めたこれらの部位の中で最も深い深達度により分類する。]

【所属リンパ節(N)】
 所属リンパ節は、小彎に沿う胃周囲リンパ節と大彎に沿う胃周囲リンパ節および左胃動脈、総肝動脈、脾動脈、腹腔動脈に沿うリンパ節である。pNを判定するには、所属リンパ節郭清標本から通常15個以上のリンパ節を検索する。肝十二指腸、膵裏面、腸間膜および大動脈周囲などその他の腹腔内リンパ節への転移は遠隔転移に分類する。

・NX:所属リンパ節転移の評価が不可能

・N0:所属リンパ節転移なし*

・N1:1~6個の所属リンパ節の転移がある

・N2:7~15個の所属リンパ節転移

・N3:16個以上の所属リンパ節転移

*[注: 切除および検査された総数には関係なく、検査されたリンパ節がすべて陰性であれば、pN0の指定を使用すべきである。]

【遠隔転移(M)】
・MX:遠隔転移の評価が不可能

・M0:遠隔転移を認めない

・M1:遠隔転移あり


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