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経口血糖降下薬の種類

2008.01.30 (Wed)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
経口糖尿病薬と主な作用の組合せで誤っているのはどれか。
a スルホニルウレア薬―――――――インスリン分泌促進
b ビグアナイド薬―――――――――肝の糖産生抑制
c α-グルコシダーゼ阻害薬――――糖質吸収抑制
d チアゾリジン薬―――――――――インスリン抵抗性改善
e フェニルアラニン誘導体―――――インスリン作用増強

問題:99E64

正解:e 正解率:60.8%

解説:
○a スルホニルウレア薬は、膵β細胞膜上のスルホニルウレア(US)受容体と結合し、インスリン分泌を促進する。

○b ビグアナイド薬は、肝の糖産生抑制、消化管からの糖吸収の抑制、末梢組織でのインスリン感受性改善などの作用により、血糖降下作用を発揮する。

○c α-グルコシダーゼ阻害薬は、小腸粘膜の二糖類分解酵素(αグルコシダーゼ)の作用を阻害、糖の消化を抑制し、吸収を抑制することで食後高血糖を抑制する。

○d チアゾリジン薬は、インスリン抵抗性改善を介して血糖降下作用を有する。

×e フェニルアラニン誘導体は、スルホニルウレア薬と同様にSU受容体に結合するが、吸収および血中からの消失が速やかであるのが特徴的である。インスリン作用増強が主だった効果ではない。

・経口血糖降下薬の種類
  機序
α-グルコシダーゼ阻害薬 食後のインスリン追加分泌の遅延に対してブドウ糖の流入を遅らせる
ナテグリニド インスリン追加分泌の遅延・低反応を正常化する
インスリン抵抗性改善薬
 ・チアゾリジン誘導体
 ・ビグアナイド薬 など
肝臓・筋・脂肪組織のインスリン抵抗性を減少する
スルホニル尿素系 インスリン基礎分泌を増加するために
ビグアナイド系 肝臓の糖新生および放出を抑制

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