医学生/研修医向け 基礎医学 内科学 ゴロ合わせ 内科認定医試験
診療データ TNM分類一覧 病期(ステージ)一覧 抗菌薬 診断基準・ガイドライン一覧

当サイトのページランキング

両眼の充血、多量の眼脂および流涙を主訴として来院した17歳女性

2008.02.15 (Fri)
今日の一問必修の基本的事項11「主要疾患・外傷・症候群」
 17歳の女子。2日前から両眼の充血,多量の眼脂および流涙を認め来院した。両側の耳前リンパ節の腫脹と疼痛とを認める。学校で何人かの友達が同様の症状を訴えているという。
 この患者への説明で適切でないのはどれか。
a 「コンタクトレンズはしないようにしてください」
b 「目やにや涙を拭いたハンカチは煮沸消毒してください」
c 「目やにや涙が出なくなるまでは学校を休むようにしてください」
d 「お風呂には家族より先に入るようにしてください」
e 「バスタオルや手拭いは自分専用のものを使うようにしてください」



問題:95F25

正解:d 正解率:90.9%

解説:

①2日前から両眼の充血,多量の眼脂および流涙
②両側の耳前リンパ節の腫脹と疼痛
③学校で何人かの友達が同様の症状


これらからウィルス性結膜炎が考えられる。

○a コンタクトレンズは汚染されていると考えられ、すぐに消毒を行うべきである。結膜炎症状が治まるまで、コンタクトレンズは装用を控える。

○b 眼脂、涙にはウィルスが存在し、それを介して家族などに感染が起こりやすいので、タオルなどは、必ず消毒する。

○c 感染力が強いため、流行性角結膜炎以外にも、咽頭結膜熱、急性出血性結膜炎が診断されたら、結膜炎症状が治まるまでは登校できない。

×d 感染を防ぐためには入浴は家族の最後とし、必ずお湯は残さず全て流すべきである。

○e 他者への感染を防ぐため、必要な対処である。

【関連記事】
正答率80%以上の医師国家試験問題集 part4

スズメバチに頸部と前腕とを刺されて来院した38歳男性


トップページへ  |  この記事へのリンク  |  今日の一問一答
Adminブログパーツ