2009.01.12 (Mon)

輸液における電解質などの投与量に関して

・電解質の1日投与量
電解質の1日投与量は、以下のように決定する。

1)Na
(Naの1日投与量)=維持量(1.0〜1.5mEq/kg/日)+補充量(Na損失不足量)
2)K
(Kの1日投与量)=維持量(0.4〜0.7mEq/kg/日)+補充量(K損失不足量)

すなわち、1日必要Na量は、60〜80mEq(1.0〜1.5mEq/kg/日)、1日必要K量は、30〜40mEq(0.4〜0.7mEq/kg/日)となると考えられる。これらを参考にし、さらに不足量の計算を行って増減を行う。

Na不足量の補正
・Na不足量(mEq)=[目標の血清Na値(mEq/l)-現在の血清Na値(mEq/l)]×0.6×体重(kg)
もしくは、
・Na不足量(mEq)={健康時体重(kg)−現在体重(kg)}×140mEq
K不足量の計算
・K不足量(mEq)={健康時体重(kg)−現在体重(kg)}×0.4×(100〜140mEql)
3.5mEql から1mEql 減少していれば(K:2.5mEqlとなっていれば)、推定であるが、全量で200〜300mEq減少していると考えられる。


・その他
その他に考慮すべき項目としては、

・最小必要熱量(健康人):40〜50kcal/kg/日
・基礎代謝量:25kcal/kg/日
・1日必要糖量:100〜150g(1〜2g/kg/日)
・1日必要蛋白量:40g(0.5〜1.0g/kg/日)
・1日必要脂肪量:60g(1g/kg/日)

こうしたものがあり、輸液を決定する。

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輸液量の決定法について

輸液療法に関して重要な数値−電解質の補正など


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