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肺炎の重症度分類

2009.11.01 (Sun)
日本呼吸器学会「呼吸器感染症に関するガイドライン」の 5. 肺炎の重症度分類によれば、肺炎患者の生命予後という点から、以下の症状、所見、背景因子から重症度を分類している。

身体所見、年齢による肺炎の重症度分類(A-DROP システム)

1. 男性70歳以上、女性75歳以上
2. BUN 21mg/dL以上または脱水あり
3. SpO2 90%以下(PaO2 60Torr以下)
4. 意識障害
5. 血圧(収縮期)90mmHg以下


これらの項目により、以下のように重症度分類を行う。

軽症  :上記5つの項目の何れも満足しないもの
中等症:上記項目の1つまたは2つを有するもの
重症  :上記項目の3つを有するもの
超重症:上記項目の4つまたは5つを有するもの
ただし、ショックがあれば1項目のみでも超重症とする


さらに、軽症(該当項目0)であれば外来治療、中等症(該当項目1つまたは2つ)であれば外来もしくは入院治療、重症(該当項目3つ)であれば入院治療、超重症(該当項目4つまたは5つ)であればICU入院、といった判断の基準となる。

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