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喉頭癌のTNM分類

2006.12.02 (Sat)
【原発腫瘍(T)】
・TX:原発腫瘍の評価が不可能

・T0:原発腫瘍を認めない

・Tis:上皮内癌

[声門上部]
・T1:声門上部の1亜部位*に限局する腫瘍で、声帯運動は正常

・T2:喉頭の固定がなく、声門上部の隣接する2つ以上の亜部位*、あるいは声門部または声門上部の外側域(たとえば舌根粘膜、喉頭蓋谷、または梨状陥凹の内側壁など)の粘膜に浸潤する腫瘍

・T3:声帯が固定し喉頭に限局する腫瘍および/または次のいずれかに浸潤する腫瘍:輪状後部、喉頭蓋前方の組織、声門周囲腔、および/または甲状軟骨の小規模なびらん(例えば、内側皮質)

・T4a:甲状軟骨を通過して浸潤する腫瘍、および/または喉頭を超えて組織(たとえば、気管、舌深層/外舌筋を含む頸部軟部組織、前頸筋、甲状腺、または食道)に浸潤する腫瘍

・T4b:椎前隙に浸潤するか、頸動脈を包むか、あるいは縦隔構造に浸潤する腫瘍

亜部位は以下の通りである。
- 仮声帯(室ヒダ)
- 披裂軟骨
- 舌骨上喉頭蓋
- 舌骨下喉頭蓋
- 披裂喉頭蓋ヒダ(喉頭面)
[注: 声門上部には多くの特有の亜部位がある。無再発生存率は、亜部位のほか、病期分類のT分類およびN分類により異なる]

[声門部]
・T1:前連合または後連合を含む声帯に限局する腫瘍で、声帯運動は正常
 - T1a:一側声帯に限局する腫瘍
 - T1b: 両側声帯に浸潤する腫瘍

・T2: 声門上部および/または声門下部に進展する、および/または声帯運動の制限を伴う腫瘍

・T3: 声帯が固定し喉頭に限局する腫瘍および/または声門周囲腔に浸潤する腫瘍、および/または甲状軟骨の小規模なびらん(例えば、内側皮質)

・T4a: 甲状軟骨を通過して浸潤する腫瘍および/または喉頭を超えて組織(たとえば、気管、舌深層/外舌筋を含む頸部軟部組織、前頸筋、甲状腺、または食道)に浸潤する腫瘍

・T4b:椎前隙に浸潤するか、頸動脈を包むか、あるいは縦隔構造に浸潤する腫瘍

[注: 声門の症状は、腫瘍の大きさ、解剖学的浸潤範囲および正常な声帯運動の有無により変化するであろう。無再発生存率は、病期分類のTおよびNのサブグループ分類に加えて、このような因子をはじめとする諸因子により異なる]

[声門下部]
・T1:声門下部に限局する腫瘍

・T2:声帯に進展する腫瘍で、運動は正常または制限されている

・T3:声帯が固定し喉頭に限局する腫瘍

・T4a:輪状または甲状軟骨に浸潤する腫瘍および/または喉頭を超えて組織(たとえば、気管、舌深層/外舌筋を含む頸部軟部組織、舌骨下筋、甲状腺、または食道)に浸潤する腫瘍

・T4b:椎前隙に浸潤するか、頸動脈を包むか、あるいは縦隔構造に浸潤する腫瘍

【所属リンパ節(N)】
・NX: 所属リンパ節の評価が不可能

・N0:所属リンパ節に転移を認めない

・N1:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cm以下

・N2:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下、または同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下、または両側あるいは対側のリンパ節転移で最大径が6cm以下
 - N1:同側の単発性リンパ節転移で最大径が3cmを超えるが6cm以下
 - N2b:同側の多発リンパ節転移で最大径が6cm以下
 - N2c:両側あるいは対側リンパ節転移で最大径が6cm以下

・N3:最大径が6cmを超えるリンパ節転移

[注:臨床評価では、リンパ節腫瘤の実際の大きさを測定するが、介在軟組織を見込んでおく必要がある。ほとんどの直径3 cmをこえる腫瘤は,単独リンパ節ではなく,融合性リンパ節または頸部軟組織の腫瘍である。臨床的に陽性のリンパ節には、3つの病期がある:N1、N2、およびN3である。サブグループa、b、cの使用は、必須ではないが推奨している。正中リンパ節は同側リンパ節と考えられる]

【遠隔転移(M)】
・MX:遠隔転移の評価が不可能

・M0:遠隔転移を認めない

・M1:遠隔転移あり


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