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皮膚症状の鑑別診断-紫斑

2010.01.26 (Tue)

紫斑とは


紫斑とは、紫紅色の斑で、真皮(~皮下)の赤血球血管外漏出による。すなわち、単に紫色の斑というだけではなく、出血斑であることが定義である。

ガラス板で圧迫しても赤血球の行き場がないため、色は消褪しない(例:アナフィラクトイド紫斑)。紫斑の大きさにより、点状出血(径1~5 mm)、斑状出血(溢血斑 径1~5 cm)という用語もある。

紫斑の鑑別


  血小板数 鑑別疾患
紫斑 血小板減少 血小板性 特発性(ITP)  
症候性(白血病、SLE、DIC)
血小板正常 凝固異常 先天性(血友病)
症候性(肝不全、DIC)
皮膚病理組織 壊死性血管炎 全身性(アナフィラクトイド紫斑、結節性多発性動脈炎)  
皮膚型(皮膚アレルギー性血管炎、皮膚型結節性動脈炎)  
血管閉塞性・沈着性変化 血中異常蛋白性 クリオグロブリン血症、原発性全身性アミロイドーシス
血液細菌培養 敗血症


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