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急性心筋梗塞における心筋障害マーカー

2011.01.10 (Mon)
虚血により心筋壊死に至る過程では、
1) 心筋細胞膜が障害され、細胞質可溶性分画マーカーである

 ・クレアチンキナーゼ:CK
 ・クレアチンキナーゼMB:CK-MB
 ・ミオグロビン
 ・心臓型脂肪酸結合蛋白(H-FABP)

  が循環血中に遊出する。
2) さらに虚血が高度で長時間に及ぶと筋原線維が分解され、心筋筋原線維の構造蛋白である

 ・心筋トロポニンT,I
 ・ミオシン軽鎖

  これらが流出する。

発症からの経過時間別に見た各心筋傷害マーカーの診断精度

<2h2~4h4~6h6~12h12~24h24~72h>72h
ミオグロビン×
心臓型脂肪酸結合蛋白(H-FABP)×
心筋トロポニン×
CK-MB××
CK××
ミオシン軽鎖×

◎ 感度,特異度ともに高く診断に有用である
○ 感度は高いが,特異度に限界がある
△ 感度,特異度ともに限界がある 
× 診断に有用でない

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