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内科認定医試験:研修記録(受け持ち患者)について

2011.07.03 (Sun)
受験申込み時には、提出する際に「研修に関する記録」が必要となります。計18症例分であり、研修医時代から必要な症例をチェックしておく方が、後々のためになります。

なお、必要となる症例を集める上で、
I ) 担当時15歳以上
II ) 症例は重複できない(内科分野での重複、剖検症例と内科分野の重複などはできない)
III) 提出する際には、自分で受け持ったという証拠となる、退院サマリーが必要となる。退院サマリーを書く際、自分自身の名前が主治医もしくは受け持ち医に記載されているかチェック
こうした点にご留意ください。

症例は大まかに、
1) 内科9分野からの13症例
2) 外科転科もしくは外科担当症例2症例+手術記録のコピー
3) 救急症例2症例
4) 剖検症例1症例+剖検報告書のコピー

となっています。

まず、1) 内科9分野からの13症例についてですが、
i )【消化器】【循環器】【内分泌・代謝】【腎臓】【呼吸器】【血液】【神経】【アレルギー・膠原病】【感染症】の9分野を一つずつ
ii) 残りの4症例は、自分自身で選択した分野
となっております。たとえば、自身が呼吸器科医なら、たとえ4症例、呼吸器科の疾患で記載しても規定上O.K.となります。

ただ、Q&Aには「内分泌・代謝は内分泌を1例・代謝を1例、アレルギー・膠原病はアレルギーを1例・膠原病を1例作成するのでしょうか?」→「そのように提出されるのが、より好ましいでしょう。但し、上記はあくまでも任意です」とあります。

次に、2) 外科転科もしくは外科担当症例2症例+手術記録のコピーですが、研修医時代に外科をローテートしていると非常にスムーズに記載することができるでしょう。研修医として受け持たせていただいた患者さんのIDや名前、手術記録はしっかりとコピーしておくことが望まれます。

3) 救急症例2症例では、「原則として救急部で来院時から担当した救急症例で、入院受持ちになったものが望ましいが、救急外来担当のみでもよい」と記載されています。

救急当直中に診療し、その後他科(内科外科問わず)へ入院となった症例でも構わないようです。ただ、「救急対応の結果、どのような転帰が得られたかまで確認して考察することが重要なことと考えられており、入院になった場合、主治医にならなくともその後の経過を記載し、転帰を含めて考察することが望ましいと考えます」とQ&Aに記載されています。

4) 剖検症例1症例+剖検報告書のコピーの注意点としては、
i ) 内科9分野の症例、外科、救急症例と重複できない。
ii ) 搬入後診療を行った救急症例も認められるが、死体検案用の剖検は含めない。
iii) needle necropsyは認めない
iv ) 剖検報告書をCPC(臨床病理検討会)の症例提示要旨で代用することはできない。
v ) 剖検報告書に主治医(担当医)として受験者本人の氏名が記載されている必要がある(記載されていない場合、"剖検に関する証明書"が必要)。
vi ) 最終診断書が出ていない場合は肉眼的所見が記載されているものでも可(肉眼的所見をもとに考察を記載する必要あり。また、肉眼的所見が記載された剖検記録一式が必要)。

これらの18症例の記録を行うことが、認定医試験のまず大きな関門となっています。
研修医時代、3年目(後期レジデント)に是非とも、受け持ち患者さんの一覧リストなど(氏名、ID、入院年月日、疾患名、合併症、転帰などを記載したもの)を作成しておくといいでしょう。

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内科認定医試験:1) 受験資格について

内科認定医試験:3) 申込時に必要な書類

内科認定医試験:4) 試験勉強方法

内科認定医試験:5) 試験の形式、流れ


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