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マイコプラズマの迅速診断キット、普及へ

2013.12.15 (Sun)
感染性咳嗽の原因として多いのがマイコプラズマ、百日咳、肺炎クラミジア。
以前はすぐに検査することは困難でしたが、今年8月、マイコプラズマ迅速診断キットが保険収載になりました。

その迅速キットに関して、日経メディカル「マイコプラズマか否か、迅速診断キットで判定」という記事を掲載されていました。

今回発売された迅速診断キットは、

・リボテストマイコプラズマ
・プライムチェックマイコプラズマ抗原

だそうです。

その方法は、

綿棒で咽頭ぬぐい液を採取し、抽出液に綿棒を浸してから液をプレートに滴下すれば、15分ほどで判定できる。インフルエンザの迅速診断キットと同様の手順であり、プライマリ・ケア医には馴染みがあるだろう。

これらのキットで検査をすると検体検査実施料として150点を算定することができるそうです。

ちなみに、
・リボテストマイコプラズマ(添付文書)
感度 57.1%
特異度 92.2%
陽性陰性一致率 85.2%

・プライムチェックマイコプラズマ抗原(添付文書)
PCRとの比較
陽性一致率 91.7%
陰性一致率 92.7%
全体一致率 92.1%
となっています。

注意点としては…

咽頭粘膜には、マイコプラズマが増殖する線毛上皮細胞があまりなく、上気道の菌量は下気道の100分の1以下しかない。このため咽頭ぬぐい液では菌量が少なく、良い検体が得られない恐れがあるからだ。川崎医大総合内科学1准教授の宮下修行氏は、「本来であれば、咽頭ぬぐい液ではなく喀痰を検体とした方がよい」と指摘する。そのため、検体を採取する際は、患者に咳をしてもらってから咽頭ぬぐい液を採取する方がよいだろうと専門医たちはアドバイスする。


ということだそうです。


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