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医師国家試験の勉強で「やる気が起きない…」日にオススメしたい毎日問題が配信されるオススメ3サイト
そんな「サボリ心」を防ぐ意味でも、スマホで毎日問題が配信されるサイトを訪れ、「この一問だけは解く」と決めておくといいのではないでしょうか。
正解であれば勉強に弾みが付くでしょうし、不正解であっても勉強不足を反省して次に活かせます。ぜひご参考にしていただければと思われます。
研修医オンライン講座「若手医師セミナー」
こちらの記事の論旨としては、
という負の側面を指摘している一方で、時間がいくらでもあれば「何事も経験しておくに越したことはない」と、機会提供の場として、オンライン講座を支持しています。・オンライン講座ではなく、「その場にいく労力」自体が学習の動機付けになっている可能性もある。
・いつでも見られる講義は、実はいつまでも見ることなく、結局講義は受けたことにして、友達の協力を得るなど他の手段でなんとか単位を取得すればよい、というような事態を招くかもしれません。
・誰がオンライン講座をまとめるかで、大学や学会、製薬会社の利害関係、力関係が絡む可能性もある。
この中で紹介しているサイトとして、「ファイザー - 若手医師セミナー」があります。

このようなオンライン講座を利用することでも、モチベーションはあげられ、さらには知識も増えると考えられます。アンテナを張って、このようなオンライン講座を利用するようにしてはいかがでしょうか。
タミフル耐性インフルエンザの流行-対策は?

日経メディカル「札幌市でタミフル耐性A/H1N1pdm09ウイルスを検出」によると…
・2013/14シーズンに、札幌市の患者から分離されたA(H1N1)pdm09ウイルス5株について、札幌市衛生研究所が遺伝子解析による薬剤耐性マーカーの1次スクリーニングを行ったところ、5株すべてがH275Y変異を持っていることが明らかになった。
・さらに国立感染症研究所で、抗インフルエンザ薬であるタミフル、ラピアクタ、リレンザ、イナビルに対する薬剤感受性試験を行った結果、H275Y変異が確認された5株は、いずれもタミフルとラピアクタに対して耐性を示すことが確認された一方、リレンザおよびイナビルに対しては感受性を保持していた。
・この5株とは別に、2013年11月中旬に札幌市内の病院で、健康成人の重症インフルエンザ症例が確認され、国立病院機構仙台医療センターで検体を検査したところ、さきの5株と同様にH275Y変異をもつことが明らかになった。
・これらの6株は、4例が10歳以下の小児、2例が成人から検出されたものだった。いずれも散発例で、個々の患者の間で直接的な感染伝播はなかったと判断されたという。しかしながら、6株のウイルスのHA遺伝子およびNA遺伝子の塩基配列はほぼ同じであることから、「同一の耐性ウイルスが札幌市内で伝播されている可能性が高い」としている。
・6例の患者は検体採取前に抗インフルエンザ薬の投与を受けていなかったことから、薬剤により患者の体内で耐性ウイルスが選択された可能性は否定される、としている。
とのことです。
今回、札幌市で確認された耐性ウイルスは、タミフルとラピアクタに対する感受性は500倍以上低下していたことが分かっている一方、リレンザとイナビルに対する感受性は低下していなかった、とのことです。つまりは、リレンザ、イナビルはまだ使用でき、薬剤耐性が疑われる場合には、交叉耐性を示さない薬剤を使用することを検討すべきと考えられます。
実は、タミフル耐性ウイルスが流行したのは今回が初めてではなく、8~9年シーズンにもタミフル耐性を有するA/H1N1株が流行したことがあります。その後、A/H1N1pdm09ウイルスの出現によってタミフル耐性を有するA/H1N1株は検出されなくなっているといったことから、「持続的にタミフル耐性インフルエンザが流行する」といったことは考えにくいようです。
今後、同様のことが起こる可能性があります。タミフルが効きにくい地域流行性が考えられる場合は、別の薬剤を処方する(タミフルがダメならリレンザ、イナビル)といった対処法を検討すべきでしょうね。
【関連記事】
ノイラミニダーゼ(NA)阻害薬とインフルエンザウィルスの残存率
ノイラミニダーゼ阻害薬の相違点
統合失調症の幻聴を体験できる動画
1) 思考化声(自分の考えていることがそのまま声になって聞こえてくる)。
2) 対話性の幻聴
3) 自己の行為をそのつど批評する声
4) 身体への被影響体験
5) 思考奪取:自分の考えが抜き取られる.
6) 感情面や意欲面への被影響体験
などがあります。幻聴について、「対話性の幻聴」「自己の行為をそのつど批評する声」と言われても、具体的にはどのようなものなのか、分かりにくいものですが、それを再現した動画がYoutube上にアップロードされていました。
動画をアップロードされていた方のコメントでは、「ホワホワ音(耳鳴りのような)が頻繁に鳴っており、これが三ヶ月ほど続いてから発症しました。音頭自体も、ホワホワ音の音程と一緒にやってくることが時々あります」とのことであり、こうした幻聴が長時間続く状態で発症したようです。
成人の風疹は「後頸部のリンパ節腫脹」が手がかりに
本年は風疹の流行が問題となりました。特に、先天性風疹症候群のこともあり、妊婦への影響が懸念される、と大々的に報じられていました。そんな中で、特に問題となったのが「成人の風疹」です。一般内科医ですと、なかなか診ることがないだけに、見逃されるケースもあるわけです。
風疹患者には、どのようなサインがあるのか…といいますと、その特徴としては「後頸部リンパ節腫脹」が挙げられるそうです。成人風疹患者の場合、「蕁麻疹ができたんですけど」「熱があって体がだるいんです」「風邪を引いて薬を飲んだらアレルギーが出ました」「耳の辺りが痛いです」といった主訴があるそうです。

成人風疹は「後頸部のリンパ節腫脹」で見分ける
その中で、国立国際医療研究センター病院の國松淳和氏は、「強力な手がかりとなるのがリンパ節腫脹の部位。30人ほどの風疹例を診察した経験から、前頸部のリンパ節が腫れる一般の風邪などとは違い、後頚部、耳介の後ろや後頭部のリンパ節が腫れてくるのが、風疹の特徴だ」とのことです。